The Soramimi Rock Music Museum

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空耳音楽博物館管理人の日記帳(1999年6月)


1999年7月

1999.6.30

 DISK FULL!
 遂にairnetで契約している25MBのweb siteの容量が満杯となった。空耳音楽博物館移転後2年経過しない内に25MBを使い切った訳で、これも中々のスピードである。(笑)空耳音楽博物館開設1年でfastnetの3MBを使い切ってairnetに移転したのだが。
 幸運にもairnetADTEX...IBMの関連会社でraid等を作っている...が運営しているのでDISK容量の追加は申請すれば25MB単位で無料で増やせるのだ。しかし、こんなに早く上限に達するとは予想外であった。

1999.6.29

 やっちまった。近年大型投資を控え気味にしていたのであるが久々に大きな買い物をしてしまった。今回の散財はS-VHS+DVのダブルデッキである。SONY DV-W10000のB級品を入手したのである。ゴーストリダクションチューナーが無いのは痛いが、まあ、基本性能は押さえてあるので十分であろう。3次元DNRも手持ちのPanasonicの機種より自然に働き好ましい結果である。これであれば常時入りの状態でも問題無いと思う。
 さて、このデッキはFire Wire端子がある。という事は青白Macを買えばDVの画像のデジタル取り込みが出来る訳で。さらにDVD-RAMを買えばDVD化も出来て過去のライブラリの整理に便利だろう。最もMPEGエンコードはそのままでは事実上出来ないので何らかのハードウエアが必要にはなるのだろうが...。しまった。こんな壮大な計画をすると幾ら散財するか分からないから、取り敢ずこの辺で止めておく。

 しかし、このデッキ、背面にファンがあって結構うるさいね。

1999.6.28

 さて、MDとDATの話が出た余興にMD、DATに含まれる「私的録音補償金制度」という不当な制度について書いておこう。
 平たく言えば、「MDやDATにCDをコピーする輩がいるから、CDの販売に損害を与えている。だから、MDやDATを買う奴等は皆で弁償しろ。」という制度である。
 (社)私的録音補償金管理協会のチラシによれば「録音機器の場合 カタログ表示価格の一定割合(65%)の2%(上限1000円但し録音機能2個の機器は1500円)」「記録媒体(筆者注ディスク、テープの事)の場合 カタログ表示価格の一定割合(50%)の3%」となっている。
 金額の算定方法が珍妙だが、これは多分にメーカーに出荷価格(家電関係はカタログ価格の50〜66%程度と推測される)に対して徴収するのでややこしい書き方になっているのだろう。

 まず、この算定方法が馬鹿にしている。例えば、カタログ価格5万円のMDデッキと10万円のMDデッキとでは補償金額がそれぞれ650円、1000円であるが、デッキの価格によって著作権侵害の度合いが違うのであろうか。?高価なデッキほど、正確にコピーが出来るので著作権侵害の度合いが高いとでも考えているのであろうか。?こんな馬鹿な算定方法が「補償金の額はこのように慎重に審議されて認可されたものですから、社会的に見て公正、妥当なものと言えましょう」とはとても思えない。常識的には1台辺り幾らという算出方法なのだが、これをすると(実質的にはCDコピー用の)安価なMDデッキが割高になるので、家電業界が反対したのでは無いかと思う。
 さて、例えば自分の曲を録音するためにMDやDATを使う場合は、補償金は返金して貰える。但し、返金方法は決定されていない(!)為、実質的には不可能である。自分の曲を録音する為のテープやディスクの補償金は「著作権者、実演家およびレコード製作者に正しく分配されます」とあるが、大嘘である。業界団体に加入していない弱小、個人は黙って損していろ、と言うのが「文部、通産両省の大臣から認可を受け、文化庁長官から私的録音の補償金の仕事をするために指定された社団法人」の考え方なのだ。

1999.6.27

 そういえば、秋葉原で目についたのは、「コピーガードが法律で禁止されるから、今のうちに買いましょう」というチラシであった。
 そう、違法コピー撲滅の為にヴィデオやオーディオのコピー禁止信号を解除する機器の販売が9月から禁止されるのである。こんな事を禁止して違法コピーが減少すると思ったら大間違いである。
 映像系は分からないが、オーディオ系では全く効果が無いだけでなく、正直者がさらに馬鹿を見る法律の改悪である。
 現在のオーディオ系の違法コピーの殆どはレンタルCDをMDにコピーする事である。(最近はMP3も多いがこれは後日述べる)そして、デジタルオーディオのキャンセラーはこれを可能にする機材ではない。というのは、親CD->子MDのデジタルコピーは最初から可能なのだ。さて、子MD->孫MDのデジタルコピーは出来ないが、キャンセラーはこれを可能にしてくれるのである。こんな事をやる馬鹿は居ない。まあ、強いて言えば、CDから抜いた自作ベスト盤MDをコピーするとか、レンタルCDを違法コピーしたMDをさらにMDへダビングして、人にあげるとか位だろう。
 困るのは生録をやっているオーディオマニアや貧乏ミュージシャンである。子コピーまでしか出来ないという事は著作権が例え自分にあっても、編集物の配布が出来なくなってしまうのである。金が余っていればプロ機(世代に関係なくコピーが出来る)を買えば良いのであるが。

1999.6.26

 今日は久しぶりに秋葉原に出撃した。何か人が雲霞のごとく居て疲れたので、DATテープを30本だけ買って帰った。120分テープが10本2980円と遂に3000円を切っていた。180分も10本5680円となった。随分下がってきた。どう考えてもDATは普及しているとは思えない。私の周囲ではDATは2台で1組...つまり1人で2台持っている...というのが大半なので一般的な普及率はかなり下がると予想している。
 まあ、最近はコンピュータのバックアップ用としてDDSがあるから、これのお陰かもしれない。

1999.6.25

 すっかり忘れていたが、宿題をやることにしよう。今日は古本屋の話だ。
 古本と言っても文学系の古本の収集でhighな人々は物凄いのである。さて、古本屋であるが、収集家の探している本を必死で探して進呈してしまうのである。何でそんな無駄で商売にならない事をするかって。?
 収集家が死んだら蔵書一式を古本屋に渡すという約束をしてあるからなのだ。確かにコレクションは墓まで持っていけないから、合理的な考え方なのかも知れない。古本屋も確実な先行投資なのである。
 が、これには収集欲だけを満たして、文化への貢献という視点が欠けているのではないかというのが、私の意見である。

1999.6.24

 サインアイテムは貴重なのか。?私は「自分で相手にサインをして貰って自分で持つならば貴重」と答える。理由は2点である。
 1点目。本当に本人がサインしているか分からない事。あなたは「直筆サイン」なのか「本人直筆サイン」なのか判別出来ますか。?流石に印刷と直筆との見分けは出来るが、本人が書いたのかは正直分からない。まあ、これは父の知り合いで昔、巨人軍に居た人が二軍選手のバイトはサインで「王のサインでも長嶋のサインでも出来ます」と言っていた事が影響をしているのかも。(笑)まあ、忙しいスポーツ選手が何百個とボールにサインする訳も無いわな。夢を壊して済みません。
 2点目。サインをして貰ったの記憶とセットで、サイン物は機能するという点。サインをして貰った時の会話でも緊張でも、その時間を思い出す事が無ければ、そのサインは単なる落書きと同じである。物は売買出来ても、思い出は売買出来ないのだ。

 だから私は遊佐のサイン入りCDを1万円以上で売ろうという人は理解出来ない。

1999.6.23

 internetをふらふらしていると、遊佐未森のコレクター市場の話も眼に入ってくる。最近怖いと思うのは、頭のおかしいコレクター向けショップでいきなり買い物をしてしまう人達である。
 無論、買い物をした人を責めようというのではない。しかし、趣味全般に言える事であるが、物事には順序がある。
 幾ら運動が好きでもいきなりオリンピックに出場出来ないが、コレクション系の趣味ではお金さえ積めば何でも手に入ってしまうという欠点がある。コレクションというのは日々の努力の結果であり、(余分な)お金というのは努力が一寸足りない時に補助に使う物だ。
 筆者はコレクターショップを否定する訳ではない。が、普通の店に転がっている物を何倍もの値段でコレクターショップで買うのは愚かである。正確に言うと、人間一度は失敗して良い。私もちゃんと失敗している。で、そこで「次は失敗しないぞ」と行くのか「また金を積めば面白い物買えるかも」と行くのかでコレクターの寿命が決まるのかも知れない。

1999.6.22

 遅ればせながら、森高千里結婚ありがとう。そう、おめでとうではない。(苦笑)
 何か憎まれ口みたいになってしまったが、遊佐未森コレクターとしては本当に「結婚ありがとう」なのだ。というのは、どんなつまらない音楽雑誌でも「森高千里」の文字が入るだけで値段が上がってしまうからである。私が嫌うFM Stationでも森高千里が載ると1000円以上。困ったものである。
 そして今度の結婚。これで馬鹿らしい市場価格が下がれば音楽雑誌も買い易くなるのではと予想している。

1999.6.21

 以前、「Windowsは今日も不安定」とかいう題目の本を書店で見かけた。内容を見ると、Windows95はどういう使い方をすると不安定になりやすいか、どうして不安定になるか、と言う事が書いてある。DLLの話もしっかり書いてあるので、中級者向けであろう。
 さて、この本の筆者によれば「Windows95とOfficeとIE4.0の併用は良くない。さらにVBを入れると危険」(だったか?)とある。おいおい。これではM$の推奨するオフィス環境は最初から駄目という事になってしまう。IE4.0が危険(IE3.0は大丈夫)というのは知っていたが、Officeも駄目となると...。
 が、良く考えれば、統合環境はClaris Worksで十分でLotus Super Officeだってある。ブラウザはNetscapeがある。OS自体が不安定なのは困るが、Linuxで動くClaris Worksとか出れば結構いけるのでは...。

1999.6.20

 床屋に行く途中に自転車のタイヤに空気を入れる必要があるのに気づく。が、片っ端から休み。しかし、床屋で空気入れを貸して貰えて無事解決。ありがたい。

 今日の購入CD「カオスで行こう! / 白井良明」「Runaway Sunday / ALTAN」「Il Fantastico Viaggio Del "Bagarozzo" Mark / GOBLIN」

1999.6.19

 どうにもポスターのカメラでの複写というのは難しい。まず、光が均等に当たらない。歪みも結構気になる。今はCanon Power Shot A5 Zoomを使っているがこれは樽型の歪みがある。大抵のズームレンズは歪みが小さくなる点があるのだが、望遠、広角どちらでも樽型歪みがある。Photoshopで、補正のフィルタがあれば良いのだが...。球形の歪みを生むフィルタがあるので試したら、逆に良くなかった。
 とは言え、これだけの為に28mmや35mmを買うというのも...。Photoshopの上記の補正が出来るフィルタでfreeの物があったら教えて下さい。

1999.6.18

 IXYの限定モデルが出荷される。小さいがAPSなのが悩ましい。が、家で「フィルムの入れ方が分からない」とか大騒ぎになるよりましだから買っても良いか。

1999.6.17

 久々にwebを更新した。この日記を見ている人はどれ位いるのだろうか。?entrance.htmlとここと両方にカウンタつけて、どちらが増加率が高いか調べると面白いかも。

1999.6.16

 すっかり忘れていたKENSOのチケットを買う。知らなかったのだが、ぴあの発券出来る店は2種類あり、座席の在庫状況が詳しく分かるステーション店と、分からない店とがある。新宿をぐるぐる回ったが勉強になった。

 今日の購入CD「Circle In The Forest / ASTURIAS」「same / BEN」

1999.6.15

 最近はCDを買う時に安全策を取りがちである。70年代英国ロックの復刻CDかDARIEや小川美潮と言ったGirl's POPで流し打ちの傾向が強くなっていた。要反省である。
 という訳で、今日は日本のプログレSIDE STEPSのライヴ盤を買ってみたが、これが中々KENSOタイプの硬派なプログレで宜しい。CDを買う時は試聴はしない。プログレMLや雑誌の情報、勘、ジャケットの美しさ、参加ミュージシャン等を見て買うので失敗もあるが、まあ、趣味だから良いか。

 今日の購入CD「Alive / SIDE STEPS」「2 / PABLO EL ENTERRADOR」

1999.6.14

 AREPOSのライヴ。ちゃんとCDが出ていた。凄いぞ。
 AREPOSは「大袈裟なこと禁止令」が出ているのであるが、テーブルに置かれたアライグマや兎の縫いぐるみが怪しい。

1999.6.13

 自由ケ丘に出撃。オルゴールというのは、曲の譜面とテープを持って行けば好きな曲の物を作れるそうです。

 今日の購入CD「BBC Radio 1 Live Concert / UFO」「Once Again / BARCLAY JAMES HARVEST」「Garden Of The Moon / LANA LANE」「Shazam / MOVE」

1999.6.12

 高橋鮎生のライヴである。ライヴ自体も素晴らしいものであったが、今回は驚くべき事が分かった。
 何と、英国フォークロックの至宝、TUDOR LODGEの来日である。opening act高橋鮎生という素晴らしい組み合わせ。
 人生、そんなに捨てたものではない。

1999.6.11

 "Moonlight Shadow"という一部で有名な曲がある。これが収録されている「Crises / MIKE OLDFIELD」の国内盤CDは廃盤である。多分、東芝EMIに国内は版権がある気がするのだが、JETHRO TULLも殆ど廃盤のまま放置しているし、中期GENESISも長らくの廃盤無間地獄状態だったので、再発は期待できないだろう。
 まあ、それは良いとしても、そういう廃人廃盤アイテムのレコード番号を書いて若者を困らせないようにした方が良いぞ。(笑)

1999.6.10

 一応、「社会の公器たる公平で、公共の利益に奉仕し、国民の知る権利に答える」新聞なので、盗聴、失礼、傍受してでも特ダネを撮影する必要があり、一般市民と違う、という事であると私は理解している。
 回りくどい言い方は止めると、要するに社会の公器等と立派な事は言っているが、実際は特ダネを取る為だったら何でもしているのがマスコミの実態なんだよな。まあ、法律には触れていないし。

 しかし、私が許せないのが、二重基準である。自分達のやっている事と、他人がやっている事が同じでも、呼び方が違うとはどういう事なのだ。?

1999.6.9

 何か朝日新聞の夕刊に「盗聴器」の話題が載っている。相変わらずラジオライフの分かっているのだか分かっていないのか、良く分からない談話(?)も一緒に。まあ、盗聴器からの電波もコードレス電話の電波も、ついでに言えば警察無線、鉄道無線も、海外の放送衛星の電波も電波であることには違いがない。どの電波も受信できる。正しく復調出来るかは、暗号化しているかに依存しているだけ。暗号化してあるから、傍受すると「盗聴」であると考えるのは誤りである。

 何が言いたいか、というともし、電波を傍受する事を盗聴と言うような誤った表現をマスコミがするならば、マスコミが警察無線や消防無線を「盗聴」している(た)事実を認めるべきだろう。

 例えば、ロス暴動事件を思い出して欲しい。日本のTVがヘリコプタから撮影された燃える街を映し出していたが、このヘリコプタ取材(?)をした会社は何故、現場に直ぐ行けたのだろうか。そう、彼らは警察無線を常時盗聴(失礼、傍受と新聞にはあった)しているのだ。そして、事件があると、現場に取材班を飛ばす。自分たちは放送網を持たず、特ダネ映像を販売する。説明は不要と思うが、これはボランティアの撮影ではなく、立派な商売としてやっているのだ。

 もう一つ。これは小説だが、「羊達の沈黙」にも同じ様な場面が出てくる。主人公スターリングが倉庫の中の車に生首があるのを発見する場面だ。彼女が警察に連絡した後、その警察無線を聴いたマスコミが取材に来て、彼女と争ったという部分を思い出して頂きたい。(続く)

1999.6.8

 今日は中野でZABADAKのライヴ。今日はステージが広いぞ。何故かゲストが斉藤ネコ。宴会でゲスト出演決定するとは一体どういう段取りなんだか。酒が無いと物事が先に進まないタイプですね。皆さん。
 まあ、余談は良いとして。ライヴ自体は素晴らしい物であった。特に"Good Bye Earth"のギターには泣けた。

1999.6.7

 都内某所の喫茶店でK氏が「今度はプログレ」と宣言していたらしいが、ライヴを観たらプログレ度高し。
 人数が多いのでStar Pine's Cafeのステージは満員。しかし、K氏、間違って曲を止めるのが多すぎ。(笑)

1999.6.6

1999.6.5

 虎の子のEF 135 f2Lを貸す。他にeos55とEF 50 f1.4も貸した。これを機会にPentaxからCanonに改宗しろ。(笑)

1999.6.4

 知り合いから、「カメラを貸してくれ」という連絡。MOONRIDERSやDARIEを撮って今度はZABADAKだそうな。何だか知らない間に業界に進出するとは、中々やる。こういうのは、free cameramanなのだろうが、freeが「自由な」という意味ではなく、「無料、またはそれに近い」という意味だったら悲しいぞ。

1999.6.3

1999.6.2

 通信傍受法案(だっけ)が国会で通った。朝日新聞では「盗聴法案」と読んでいるみたいですが。まあ、やることは盗聴だ。しかし、完全に合法な警察無線、消防無線の受信(傍受)を「盗聴」と書いている新聞だからなあ。おっと。朝日新聞の馬鹿さ加減を書くのが本義では無い。
 次に来るのは何か。決まっているよ。暗号規制だ。折角盗聴したe-mailが暗号化されていたら、これを解読しなくてはいけない。アメリカではこのため、暗号の解読鍵を国が一部持つような法案が提出されたが、大反対で潰されたのは周知の事実。日本ではどうなるか。
 多分に、暗号プログラムの作者の不当逮捕に向かうだろう。先ずは無料の物から潰しにかかる筈だ。その暗号が犯罪に「も」使われたから、犯罪の幇助だと言って。
 何、そんな馬鹿な事が起きるかって。?既に起こっている。画像ファイルの一部を改変して、暗号化しておき、コード入力でちゃんと見えるようにするソフトウエアがある。これは商品としても確か、ミノルタ販売が売っていた筈だ。画像の販売に適しており、電子決済と併せて使えば十分使える。で、エロ画像を配っている奴が、これのFreewareだかShareware版を使っていたのだ。そして、何故か、暗号化ソフトの作者が「幇助」で逮捕されているのだ。
 日本の警察ってのは、そこまで無知で馬鹿で危険なんだよ。

1999.6.1

 EILEEN IVERSのライヴ。この人、ヴァイオリン(というか、フィドル)奏者なのだが、中々曲者である。太古より、エレクトリック・ヴァイオリンを華麗に操る者数多けれど、ワウとディストーションまで使ったのは初めて観た。エフェクタを入れて弾くと殆ど、エレクトリック・ギターのソロに勘違いする。ワウの使い方も巧いんだこれが。
 完全に誤読なのだろうが、彼女の演奏を聴いて、北欧の横綱ことイングヴェイを思い出してしまったぞ。
1999年5月
空耳音楽博物館館長宛のMailはこちらへ。
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