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空耳音楽博物館管理人の日記帳と掲示板
1999年9月
1999.8.31
小川美潮のライヴ。ちょっと短めな気もするが今回は安定した演奏であった。新曲、と言っても多分SMEから切られてしまった後の曲、...つまり何年分もアルバムを出さずに溜まっている曲だけかもしれないが...、が多数ありこれらも良い感じである。SME時代には余り感じられないおちゃめな感じの新曲「問題はなかった」としっとりした「きもちのたまご」が同居している辺りが面白い。
1999.8.30
最近CSSの対応検証ばかりで肝心の内容の更新が出来ない。うーん。
今日の購入CD「Tra / HEDNINGRANA」「Ummagumma / PINK FLOYD」「晩餐 / フード・ブレイン」
1999.8.29
CSSで悩む。例えば上の「空耳音楽博物館」のロゴはインライン要素であるが、NNでは何故かブロック要素にしか使えない筈のtext-align:centerが適用出来てしまう。
しかし、Mac版IE4.01ではdisplay:blockの指定すら出来ないのであった。わけがわからん。
1999.8.28
100Base-TX環境を導入したがMac->Mac間のApple Shareを利用したファイル転送は実効速度がそんなに改善されなかった。元が500KB/sec程度であったが、導入後は800KB/sec程度。う〜む。
1999.8.27
1999.8.26
カイバレスのライヴに代打で出席する。別に代返する訳ではない。(笑)しかし、開場ぎりぎりに到着したが見事に客がいない。開演時には50人位か。?ライヴ自体は良かった。緊張感のある“Magical Rain”ともう一曲カヴァーを頭の方で演ってしまったので、残りが和んでしまったが(だらだらしているとも言う)まあ、楠均らしいキャラクターなのかも知れない。
新曲の“こわれもの”というタイトルで「ほう?」と思ったが、これは隣の家の20歳位の女性が大音量でず〜っと「こわれもの / YES」を流している事から書いた曲だそうな。MAGMAやFAUSTだったらどうなるのだろうか。気になる。
1999.8.25
と嘆いていたらAppleがSOTECを訴えた。
正直勝算は余り無い気がするが、単純なパチ物量産の馬鹿行為が無くなって欲しいというのが筆者の本音である。
1999.8.24
iMacのパチ物が最近多い。ブランド物は粗悪コピー品が出回るのが世の常である。iMacがデザインだけの製品とは思わないが、透明な素材を生かしたデザインの創始者であることは疑いが無いだろう。iMac、つまりAppleがデザインの流行を作ったのである。
しかし、今回のSOTECのコンピュータはどうであろうか。いや、流行を取り入れる事を否定している訳ではない。それを「オリジナルである」と主張する辺りが法律的な事をクリアするしない以前に「頭がおかしい」としか言い様が無い。
今回の事を見て、日本がかなり苦しい状況であるというのを再認識させられた。自らが流行を作るのではなく、良い物をコピーするだけあれば、工業国日本は労働単価の安いアジアの勢力に簡単に敗退する。コピー商品の出荷開始が速いだけで単価が高い(人件費が高いから当たり前)のであれば、日本の存在意義が問われるだろう。
音楽でも流行と自らの音楽とを融合させて新しい音楽を創造するよりも、巷の流行をそのまま切り張りして自分のブランドのスタンプを押して出荷する奴等の方が多くてこちらも頭が痛い。
1999.8.23
egg-manにてZABADAKのライヴ。正面3列目という特等席である。チケットを取る行列に寝坊をしたのにすまん。ライヴは先日のStar Pine's Cafeと似た内容であるが、やっぱりいいなあ。こういう70年代的な熱気を持ったロックが最近少ない気がするので頑張って欲しいところだ。
さて、egg-manは改装をしたと言うことで、「中央の邪魔な柱が無くなる」「蟻の巣みたいに周囲を掘って広くなる」という噂というか、希望もあったが、結局内装の貼り直しであった。無念。
1999.8.22
さて、筆者が記憶するにこのフロッピー時代に見掛けたプロテクトとしては以下の様な物であった。当時2Dは片面40トラックとなっていたが、表面を35トラック(1Dは35トラックであった)にしておくのである。すると、2Dとしてコピーをすると表面が35トラックしか無いのでコピー中に読み込み元のフロッピーがおかしいと判断され、コピーが中断してしまう。
まあ、今考えてみれば、ファイルを一つづつコピーすれば良い気もするのだが、どうだったのであろう。
そしてもう一つは40トラックの所を43トラック程度まで使うという方法であった。これは純正ドライブでは可能な裏技であったが、互換ドライブのEPSON製品では40トラック以上へヘッドが動かず、そのプログラム自体が動作出来なかったという悲しい事実もあったりする。(続くのか?)
1999.8.21
(先日からの続き)そして、カセットテープ時代からフロッピー時代に突入するのであった。当時1Dのフロッピーが1枚1000円以上であった。確か片面128KBだったかな。片面という言葉を知らない方も多いかと思うが、当時はフロッピーの両面に磁性体は塗られていたが何とドライブに片側にしかヘッドが付いていなかったのであった。仕方がないので位置合わせの穴(インデックスホール)をフロッピーのカバーに開けて、初期のレーザーディスクの様に裏面を読む時は引っ繰り返して使うという技もあった位だ。
そして5inchで両面が使えるドライブが出てきた。所謂2Dであり、この頃はPC-8001やPC-8801が猛威を振るっていた時代である。(さらに続く)
1999.8.20
さて、昨日の事を書いていて思い出したのが、プロテクトの話である。今でも音楽ソフトは大半に、「1台のハードディスクにしかインストール出来ない」とか「ドングル(ソフトを起動する時に必要な鍵のハードウエア)付き」というプロテクトがかかっている。ミュージシャンは貧乏だからソフトは不法コピーするものなのであろうか。?
脱線した。太古のApple IIの時代、メディアはフロッピーであり、ハードディスクという夢の機械は無く、フロッピーからソフトウエアを起動するのが常識であった。当時から不法コピーは絶えなく、フロッピーをコピー出来ない様に細工がしてあったのだ。Appleで著名なback up toolと言えば、Lock Smithだと思うが、これは自分自身は確かコピーできなかったと記憶している。(笑)
さて、同時期にお箸の国ではPC-8001やらMZ-80が活躍していたが、当時はフロッピーなる高価な物は庶民には手が届かず、カセットテープでソフトウエアを読み書きしていた。メモリ32KB(32キロバイト...現在の2HDのフロッピーの容量の僅か3%程度である)にプログラムを読み込むのに10分以上待たされていた時代である。この時代にプロテクトが存在していたのかは不明であるが、最後の手段としてカセットをそのままダビングするという技もあり、牧歌的な時代であった。(以下続く?)
1999.8.19
今日の朝日新聞の夕刊の13面「デジタルワールド」では18禁ゲームについて書かれている。まあ、どうでも良い事が書いてあるが、最後が大馬鹿である。「それにしても18禁ゲームのほとんどがウインドウズ専用。CD-ROM創世記を支えたマックユーザーは取り残されそうな感じだ」とある。はあ。?
この手の、所謂、漫画、アニメ絵のゲームはMac文化に存在しない物である。存在して欲しくない、という意味ではない。太古のPC-8801時代に光栄から販売されていた「団地妻の誘惑」が発祥だと思う。そしてPC-9801時代に海外にもこういうのはあったのかも知れないがソフトウエアをレンタルして不法コピーして遊ぶにはやっぱり皆が持っている国産機しか無いわけで、AppleやIBM PCを買う奴なんか居なかったのだ。当然、AppleやIBM PCなぞでは需要が無いわけで、需要の無い物を作る馬鹿メーカーは無い。
古代ではPC98でFDでこれらを遊んでいたのだが、当時「それにしても18禁ゲームのほとんどがPC-98専用。コンピュータ創世記を支えたAT互換機ユーザは取り残されそうな感じだ」と書いたとすれば如何にナンセンスか分かるだろう。
1999.8.18
ディスクが足りない。先日購入したPower Mac 7500は音源取り込み編集専用機に仕立ててある。オリジナルの1.2GB HDDは取り外し、2GB HDDを2台内蔵している。この状態であれば、2時間程の音源を取り込むと1.2GBになるので、何とか編集が出来ると踏んだのだ。ところが、1.2GBのデータを編集すると、さらに1.2GBの作業ファイル、そして編集後の1.2GBのファイルが出来てしまい、詰んでしまうのだ。(オリジナルのファイルはsave後ではないと削除出来ない)
もし4GB HDDを1台だとぎりぎり何とかなると思うが、無い袖は振れない。困った。
1999.8.17
1999.8.14の続きだ。とはいえ、筆者としては金田明彦の主張する「抵抗の方向をアンプを製作するときは守るように」には賛同する部分もある。あくまでも概念であるが信号の流れる方向が部品を見ると分かるので、後日確認や測定が楽なのだ。つまり、音には直接関係がないが、部品の配置を見るだけでアンプの構成が理解しやすくなるという、おまけの効果があるのだ。
1999.8.16
今日買ったCDにORIGAの「永遠。」というのがある。この「。」は一体何者。?「モーニング娘。」みたいな物か。?
今日の購入CD「永遠 / ORIGA」「Ams 005r / QUIDAM」「Definitely What! / BRIAN AUGER & THE TRINITY」「...because i can / MICE」
1999.8.15
終戦の日だ。戦争の悲惨さを忘れずにうんぬんというのが、この日ばかりは紙面を賑わせている。まあ、それも大切なのであるが、何故に無謀な戦争に日本が踏み切ったのか、そして敗戦が確定してもなお、戦争を継続したのか。それをじっくり考えたい。
例えば、敗戦寸前の抗戦方法なぞはもう無茶苦茶である。
しかし、この非科学的(というか、数字の上で不可能と分かっている)な事を「出来る」と信じていた頭のおかしい(日本陸軍を中心とした)軍人や官僚を笑えない。現在の官僚も日本経済が実質破綻しているが、「経済は右肩上がりに成長する」「人口は右肩上がりに増加する」と信じて疑わない。それを前提にしてしか考えられないのかも。?
兎に角、現状を冷静に考えて認識するのが徹底的に出来ないのが、欠点なのだろう。
1999.8.14
さて、先日の窪田登司はアンプ設計では余り無茶は無いと思う。(間違いはあるらしい)この業界で一番過激なのは金田明彦であろう。彼は東北大学の助教授(だっけかな?)である。しかし、「抵抗器には方向性がある」「電線にも方向性がある」「RLCには接続する順番がある」というのだ。抵抗器の方向性と言っても何のことやらさっぱり分からないが、平たく言うと、抵抗の接続方向を変えると音が変わる、だから抵抗器の向きは正しく決める必要がある、というのだ。
無論、電子部品は完全な対称ではない。であるからに、周囲との高周波結合等を考えれば物理的な配置の違いにより、特性が変わる可能性はある。無論、計測出来ぬほど微細なものであろうが。(続く)
1999.8.13
最近「トンデモ本の世界」という本を読んだ。これは各種の怪しい予言、超常現象等を信じて紹介している本を集め、笑い飛ばす本である。楽しいが、こんなおかしな(紹介されている)本が大量に売れるという事実には一寸頭が痛い。
ところで、これに窪田登司が書いた相対性理論を否定する本が取り上げられていた。窪田登司といえば、無線と実験を読んでいる様なオーディオ好きならご存知の方も多いと思う。実は彼が設計したアンプも作った事がある。音は悪くない。普通の音がする。(笑)タキオンアンプとか電源無しで動作する永久機関アンプではない。回路も変哲の無い物である。まあ、電圧増幅とインピーダンス変換さえ「そこそこ」出来ればアンプは音が出る。どんなに頭が変でも設計出来るほどアンプ設計は簡単なのかも知れない。しかし窪田登司の「レーザー光が遅く見えた」発言は目が悪いのか、頭が悪いのか...。
1999.8.12
鴨川シーワールドでの撮影のコツ。シャチやイルカの技は「やりますよ〜」と言った直後には繰り広げられてしまう。レンズは70-200mm辺りが良い。機材が濡れても買い直せる位裕福でなければ、座席の中段あたりに座らないと危険。シーワールドのコンテストには背景のシーワールドのロゴをちゃんと全部入れること。(笑)
1999.8.11
館山でのウミホタル採集は惨敗に終わる。
1999.8.10
すっかり忘れていたがソラミミ倶楽部主催の「ファン倶楽部の集い」のチケットを申し込む。
全然関係ないのだが、この日記帳というのは変だ。というか、web日記の「公開」という時点で従来の日記という概念と違う筈だ。大体に於て、他人が読む前提で書く日記、というのは存在するのであろうか。実際に、空耳音楽博物館管理人の日記帳も、熱心に読む暇人、失礼、有り難い読者の方に向けて書いている。つまり、読み手が分かるように、或る程度客観的に書いているのだ。
とは言え、好き嫌いの事項や、policyに嘘偽りは無いので御安心を。そこまで格好をつけても仕方が無い。
1999.8.9
さて、この日記帳の熱心な読者の方(笑)はお気づきの通り、掲示板が出来ている。空耳音楽博物館がある、airnetはcgi、ssi共に使えるし、shellまで開放しているので掲示板などはunixの知識さえ一寸あれば簡単に出来る。
正直思うところありて、掲示板は避けてきたのだが、時代の流れとして試しに設置してみた。気が変わって止めてしまうかも知れないが、まあ、どうなることやら。
1999.8.8
近所の中古レコード屋に行く。相変わらずの「White Songs」2万円という値札には苦笑する。が、今日は珍しくDEEP PURPLEの「Live In Japan 完全版」を発見したのでGET。これは元々LP2枚組で発売されていた「Live In Japan」(76分57秒)の元テープ、大阪2公演、東京1公演を収録したCDである。実際には若干落とされた曲があるが、凄いエネルギーの塊の様な3枚組CDである。8Trackのマルチで録音して、差し替えや偽拍手歓声無しの素のライヴ盤であり、実に生々しい。32Trackで録音して散々スタジオで直して、死んだようなライヴ盤が多い今日この頃であるが、何事も素直が一番という手本の様な名盤であろう。
今日の購入CD「Live In Japan完全版 / DEEP PURPLE」
1999.8.7
今日から夏休みだ。ふえ。
1999.8.6
internetをふらふらしていると最近は半角カナ(正確には1byteカナ?)を躊躇せずweb pageで使うのが見受けられる。掲示板への書き込みで誤って使ってしまうのではなく、webの文章で使うのであるからにして意識して使っているのだろう。
これはanti-unixでunix userはおととい来やがれ、てめえのブラウザなぞにゃあ、こちとらのpageは読ませないぜ、という心意気(マインドとも言う)なのだろうか。?
1999.8.5
本日はKENSOのライヴであった。音大きいです。新譜からの沢山曲を演っていたが、これが殆どhard rock状態。KENSOは結成25周年で確か、高校時代からのバンドであるからにして、清水義央は40歳程度だと思うが、ギター少年状態。(笑)テルミンもどきやマグマT-shirts(これは違うか)まで登場。
1999.8.4
地下鉄に乗っていたら、ビジネスホテルの広告を見掛けたのだが、これが珍妙である。というのは、「一流の錦鯉が...」という部分。どうもホテルで錦鯉を飼っているのだと思うのだが、錦鯉の「一流」って何だ。?
1999.8.3
最近はaccessibilityの低いweb pageが多くて嘆かわしい。さらし者で申し訳ないのであるが、良くない例としてソラミミ倶楽部のwebを挙げる。
このwebは表紙からcontents(中身)へ飛ぶリンクがclickable mapのみである点が良くない。中央の画像の一部分をクリックする事により、それぞれのcontentsに飛ぶ仕掛けであるが、画像が全部読み込まれないと、飛ぶことが出来ない。このため、回線が遅い、画像が表示できないブラウザを使っている、視力が極めて弱い(または喪失している)人、これらの環境の人々を切り捨てている。
ここで下に[infomation] [discography] みたいな文字によるリンクを作っておくだけで、彼らに使い易いwebになる。
1999.8.2
あるmailing listで、実は昨日JOHN WETTONが米軍の厚木基地でfree concertを演ったという情報を見掛ける。が〜ん。
1999.8.1
余りにも暑かったが、Power Mac 7500をセッティングした。
1999年7月