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空耳音楽博物館管理人の日記帳と掲示板


2000年11月

2000.10.31

 昨日のcrack話であるが、侵入経路は社員の自宅経由だそうである。なので、まあ、M$製品ユーザは一安心なのかも。?!
 で、話題はintenetへの常時接続になる。最近フレッツISDNとやらが流行している。ISDN回線を使った常時接続サービスであるが、ISDNの回線料金は必要になる。無論、アナログ2回線分に相当するので、電話とfaxに別の番号を振るという技が出来るが、料金的には、ADSLと大差が無い。ADSLでも既存のアナログ音声通話をしながらinternet接続が出来、違いは電話番号を2個取れないだけ。
 であれば、回線速度当りの接続料金はADSLの方がずっとお得である。また、64KのISDNと実効速度が(回線品位もあるので)40K程度のアナログモデム接続とはどれだけ違うのだ、という話もある。ISDNは回線が安定しているし、ネゴシエーションが一瞬なので良いが、たった1.5倍の接続速度でこの料金差はないんじゃないの、というのが筆者の素直な感覚である。変な話、ISDN64Kの常時接続だったら、普通のアナログ音声で常時接続しても使い勝手は変わらないと思う。

2000.10.30

 話題が古いがM$がcrackerに侵入されたそうだ。で、シリコンヴァレーのハイテク企業は朝日新聞によれば「マイクロソフト程の会社が侵入されるとは不安」だそうだ。
 冗談でしょう。M$製品だから穴が沢山あって侵入しやすい訳なのです。逆にUNIX物をしっかり使っているところは相対的に安全です。また、この事件からは学ぶべきことは「M$製品は発売元の最高のセキュリティ設定をしてもセキュリティホールが多い、極めて不完全な製品である」という事です。

 今日の購入CD「same / YELLOW MAGIC ORCHESTRA」「Solid State Survivor / YELLOW MAGIC ORCHESTRA」

2000.10.29

 DARIE奥様のライヴである。いきなり打ち込みambient風になっていて驚いたが、「全部こんな風じゃないから安心して下さいね」というフォローが本人から。ライヴは2時間15分位。終演後、egg-manのZABADAK組と合流。

 今日の購入CDs「夏至南風 / ZABADAK」

2000.10.28

 ZABADAKのライヴである。MCがギャグの応報になっていた時、客席の小さな子供からの素朴な疑問。「これってお笑い?」
 子供は怖い。

2000.10.27

 今日は佐藤正治のバンドのライヴである。明日は試験であるので横浜の散財家にお任せする事にした。

2000.10.26

 RENAISSANCEの新譜を買う。本当にRENAISSANCE、ああ、青春のRENAISSANCEの新譜なのである。深夜放送で「燃ゆる灰」を聴いて、必死に廃盤のLPを探して買って聴いたRENAISSANCEが再結成して新譜を出したのである。八百万の神に感謝しなければいけないのである。
 で、DISK UNIONで買うと、「アニーの直筆サイン入りポートレートを先着でプレゼント」というので、釣られて買ったら、ジャケットをそのまま撮影した写真にサインが入っていた。余りにも写真が色コケしていて、悲しい。サインもちょっと書くのを急ぎすぎたって感じ。(笑)だって、知り合いの分も買ったのだけど、両方を見比べて、やっと名前が読めた程である。(筆跡は似ているけど両方とも結構乱れている)
 とは言え、矢張りRENAISSANCEなのである。KENSOのweb siteでMなる仮名で登場した松崎さん、是非、来日させてライヴをWOWOWで放送して下さい。宜しくお願い致します。

 今日の購入CD「Tuscany / RENAISSANCE」

2000.10.25

 先日の「放送禁止歌」という本であるが、第3章のデーヴ・スペクターの話で変な部分が多い。彼がアメリカの現状や歴史について語っている部分はそこそこ信憑性があるのだろうが、日本の部分で誤解というか、おかしな部分がある。
 例えば「ブラックサバスは(部落差別と言葉が似ているので)FM東京で放送禁止になったことがあるらしい」というくだりだ。「あるらしい」なのである。少なくとも、筆者は聞いたことが無い。80年代は「ヘビメタうざったい」の時代で曲自体がかからなかった。当時の伊藤政則辺りの愚痴が勝手に伝言ゲームで独り歩きしている気がする。で、「存在したか判らない物」を「存在した」として、「これは絶対に日本的な規制だ」と導くのは良くない。事実関係を調査してから使うべきだ。(デーヴ・スペクターの来日は83年とあるから、HR/HMは冬の時代であった。この時代以降はHR/HMの需要が無いので「放送禁止」にする機会が無い。本当に放送禁止になったのならば需要のある70年代であり、デーヴ自身が直接体験、見聞きした事項では無いと思う。本当にあったのなら「ブラックバス釣り」も言えないよ。)
 また、「海の豚という漢字表記はイルカに失礼だから使わなくなったわけでしょう。」というのも疑問だ。近年の新聞表記では学名等を漢字ではなく、カタカナで記述するのが主流になった事が原因だろう。じゃあ「鯨」は?という疑問が出るが、例えば「捕鯨」というのは「捕鯨」という単語なのである。「鯨の保護」という表記は「クジラの保護」と書く方が多い筈だ。つまり、「海豚」と合体した単語が無いために、「イルカ」という表記が溢れ、「鯨」は「捕鯨」「鯨油」等があるので、両方の表記が混在しているのだ。「クジラの捕獲枠」よりも「捕鯨枠」の方が短く、同じ意味だから後者を使うだけの話である。媒体や書き手が、字面からの印象で漢字表記、カタカナ表記を選んでいるのではない。
 まあ、以上の2例は半分冗談なのかも知れないが、これを元に「日本人の差別意識は」というのは、非理論的である。
 少なくとも、歌の放送禁止や発売禁止の日米比較をしているのだから、それをしっかり検証するべきだ。筆者なら、こうする。
 先ずはアメリカでratingされている物は日本ではどう扱われているか、という事である。例えば、欧米で歌詞が過激だ、という理由で「parental guidance」(両親に聴くかを判断させた方が良い)とされてる物は、国内では全く問題なく販売されている。また、特に反キリスト教的なジャケットは海外では出すのが難しく、カバーが付けられて店頭で直接見えない様になっていたりしている。これも日本ではOK。
 逆に、身体障害者を想像させる物は駄目らしく、Todd Rundglenの「nearly human」は修正されている。これは「人間に近い(他の生物)」という事で、6本指の手が描かれているが、国内盤は5本指になっている。
 他にもVAN HALENの「Balance」はシャム双生児が平均台に乗っているジャケットであったが、健常者の絵に差し替えられている。
 この辺は、英語やキリスト教的な物は直接日本人には判らないだろう、というレコード会社の判断なのだろうか。しかし、人間に近い他の生物の指が6本でも構わない筈だが、「人間に近い他の生物の手」とジャケットには日本語で書いていない為か、6本指は駄目なのである。
 日米どちらの判断が正しいかは判りかねる。ここまではBurrn!や炎の受け売りだし。
 しかし、一番本質的な、この本で取り上げるべき「意味のない自粛」は日本のレコード会社が「21世紀の精神異常者」(21st Century Schizoid Man)というタイトルを再発時に「21世紀のスキッゾイド・マン」に改変した事である。歌詞の内容は「正気の者が狂人(精神異常者)として扱われる現代(21世紀)の狂気への怒り」を歌っているのであるからにして、タイトルは「21世紀の精神異常者」が相応しい。遊びで「精神異常者」と他人を歌っているのではない。強烈な現代批判なのだ。つまり、この例は字面だけを心配した典型的な「日本的自粛」であり、これこそ忌むべき事態である。「鯨」「海豚」なんて漢字の遊びなんぞしている場合ではないのだ。

2000.10.24

 三鷹の中古レコード屋「楽市」はスタンプカードがあるが、有効期間が1年である。明日が期日なのであわてて、仕事後に行く。行ったらびっくり、JETHRO TULLの日本盤を発見。!1250円なので喜んで買う。スタンプが満杯になったので、KAYAKの新譜もGET。

 今日の購入CD「Close To The Fire / KAYAK」「This Was / JETHRO TULL」「Heavy / IRON BUTTERFLY」「Darkness&Snow / 福間未紗」

2000.10.23

 ヴァーゴミュージックは何故か頼んでもいないのに会報を会社に届けてくれる。ソラミミ倶楽部の会報を読むと、住所変更は書面をもって申請せよとある。もしかすると筆者の頭がおかしくて、そのような酔狂な書面を郵送したのであろうか。?本当に不思議である。
 そう言えば今は亡きFM Stationからも、何も投稿もしていないのに記念品としてシャープペンが送られてきた事もあったな。

2000.10.22

 ニュースで面白い記事を読んだ。internetを利用して株の売買が出来るが、一部の中小證券では実は、入力された注文を機械の前に居る人が処理をしているというのだ。なるほど、これなら設備投資も少なくて済む。利用者から見れば人は見えないから気付かれる心配もない。
 まるでサラ金の無人契約機みたいな話である。

2000.10.21

 日本PR-mail情報という馬鹿者からのspamはどうにかならないか。最初は広告代理店風の企業宣伝が来たが、今度はネズミ講のお誘いである。誰かwww.pr-mail.netをwhoisで引いて警察に突き出してくれ。

2000.10.20

 page spinnerのversion upをしたいのでmailを出したが返事が来ない事に気付いた。というのは試用期間が過ぎたからである。再度、催促する。

2000.10.19

 今日もASIAN FANTASY ORCHESTRAである。全くもって。
 あんまりにも優先予約の席が悪いので、(最前列の右ブロック....って普通は最高の席かも!?)勝手に後方中央の空き席に移動した。許してね。

2000.10.18

 今日はASIAN FANTASY ORCHESTRAである。以前はもっと仙波系の若者(!?)が前方に居た気がするのであるが、今回は客の平均年齢が40歳位になってしまっている様だ。無論、普段音楽を聴かない中高年の方々がこういうのからポピュラー音楽にも親しんでくれれば良いのだが。それにしても何故、若者が居ないのだろう。

2000.10.17

 書籍「放送禁止歌」を買う。STRANGE DAYSを買う時に偶然発見したのだが、これが面白い。解放出版社から出ているので、一瞬引く人も居るかも知れないが、素人でも表現をしようという人は一度読んで欲しい本だ。

2000.10.16

 で、何故か本日は有給休暇である。(爆)仙台名物「常盤木学園広告バス」を発見したが、確かにこれではスクールバスに間違えられても仕方がない。「仙台市営バス」という文字が注意を促しているが、余り効果はないのかも。さらに余興でvirgin megastoreに行ってみたり。(馬鹿)

2000.10.15

 何故か仙台で芋煮会である。(笑)「芋煮」は関東風に言えば「けんちん汁」の事である。もう120%の満腹状態で胃が重い。余りにも食べ過ぎてレコード屋を回っても何も買わず。でも仙台のグレートミュージックは良い店だね。調子が良ければ色々買いたい所である。

 今日の購入CDs「Cocoa / 遊佐未森」

2000.10.14

2000.10.13

2000.10.12

2000.10.11

2000.10.10

 最近、yahoo!の登録が変更になった。具体的には、各web siteの説明文が妙に短くなったのである。本web siteも遊佐未森のdirectoryで「珍しいCD、LP」という味も素っ気もないものになった。以前は1行以上の説明があったのであるが...。何故であろうか。?

2000.10.9

 だいたい、女装を変態と言い切ってしまえば、遊佐の衣装をcoverしている、あの人はどうなるんだ。(笑)

今日の購入CD「The Complete Works / TOUCH」「The Othre Side / HEVIA」

2000.10.8

 コスプレ会場(?)では男装は良いらしいが、女装はお断りがあるらしい。これは男女差別の気もする。まあ、「変態行為禁止」というのが根本にあるのだろうが、それを言えば、良識のある(という事になっている)世間様ではコスプレ自体が「変態行為」であろう。
 以前、筆者のところに、本人は「性的同一障害」をweb上では自称しているらしい(?)遊佐ファンを自称する生物学的には男性からmailが来た。来たmailの署名のurlを見た限りでは、「制服好きの女装癖のある単なる変態」みたいな気もするが、「性的同一障害」が世間で(一応)認められている現在では「変態」と決めるのは難しい。

2000.10.7

 今日のKING CRIMSONであるが、本編1時間程度、アンコール20分程度であった。周囲の話では4曲も少ないそうで...。フリップ翁が手を振ったりと機嫌が悪かったのではなかったみたいだが...。演奏も良く、「疲れていたのでは」という観測も出た。これだから、ライヴは同じミュージシャンのライヴでも何度か行かないと危険なのである。
 しばしがっくりした所で、横浜の散財家より電話が。小峰奥様の為に渋谷公会堂から五島プラネタリウムに来いと。現地に行くと某廣島師も居る。ひえー。矢張りCRIMSON終演後、急いでこっちに来たとの事。当日券で入場可能であったので、本日2回目のライヴに突入。(馬鹿)
 終演後STACKRIDGEの新譜を重複購入していたので、横浜の散財家に転売した。

今日の売却CD「Something For The Weekend / STACKRIDGE」

2000.10.6

 明日、渋谷の五島プラネタリウムで吉良+小峰夫婦によるライヴがあるそうだ。が、筆者はMARSH MALLOWよりCAMELを、小峰奥様よりもフリップ翁を選んでしまうのであった。やっぱり英国なのよ。(笑)

2000.10.5

 STACKRIDGEである。あの、70年代ほのぼの英国プログレ、田園BEATLES、愛するべきB級band、形容詞は沢山ある。兎に角、英国なのである。(笑)今、聴いているのだが時代の流れを忘れたかのような、当時のままの音である。多分、音の外見は今時さんに言わせると「ネオアコ」なのかも知れないが、このひねったポップ感覚が「70年代英国の味」なんだよな。これが判ると君も大人だ。(笑)

今日の購入CD「Something For The Weekend / STACKRIDGE」「King Biscuit flower Hour Presents Foghat / FOGHAT」

2000.10.4

 知らなかったのであるが、HTMLでアンカーとして<a name="hoge"></A>があるが、これを例えば<H4 id="hoge">hogehoge</H4>と出来るそうだ。大抵textの途中に飛べるようにアンカーを書いているが、tagとしては邪魔だし、idの指定で代用できるならすっきりして便利じゃないかと。
 が、試してみたがNC4.73では実装されていないみたいだ。

2000.10.3

 そういえば、Mac OS X public betaの日本語版はどうなったのだろう。

2000.10.2

 fj辺りでモー娘やらSPEED辺りが日本の音楽として人気を誇っていて、諸外国からはそれらの歌唱力の無さ、下らなさが馬鹿にされているという投稿を見掛けた。筆者が思うに、ヨーロッパ、アメリカでは前述のグループ何ぞ興味を持つ奴は居ないと思う。だって、ああいった娯楽音楽は地元に沢山ある筈だもん。逆にKENSOはどうだ。確かに知名度は無いが、筆者のリストを見て、ヨーロッパやアメリカから問い合わせが来たりするのだ。ヲタクは怖いっす。「MCでvideoがどうのと言っている様だが、videoがあるのか」と質問してきた奴も居た。
 嫌な言い方をすれば、娯楽音楽は発生場所より発展途上の場所に持っていけば売れるのではないだろうか。?多分SPEEDとか娯楽産業が発展していないアジア諸国だったら凄い歓迎される筈だよ。筆者は娯楽音楽を馬鹿にしている訳ではない。人を楽しませるのは難しく大変な事である。ただ、娯楽も慣れてくると(?)「子供だまし」は良く判る様になるのである。例えて言えば粗製乱造のパチ物TVゲームみたいな物だ。TVゲームに親しんでいない人はパチ物でもそこそこ遊べる様に。
 例えに出して申し訳ないが、KISSはどうだ。馬鹿馬鹿しいまでの分かり易さ、歌も風邪引いてよれよれなんてのが結構ある。(笑)KISSは子供だましでも楽しいのだ。かつてロック文化が日本では未発達な1970年代は大変な人気。今でも人気だが、日本の固有のロック文化が発達した現在ではアリーナの楽しいコンサートは沢山あるから、若者はKISSを観ませんけどね。
 意地悪な筆者は日本の粗製乱造気味の娯楽音楽はKISSの半分も持たないで飽きられちゃう幼児向け玩具の気がしますけど。

2000.10.1

 と、思ったのであるが、デッキは重いので(苦笑)互換性が取れていないテープを秋葉原に持っていくことにした。で、PionnerとSonyとで試聴してみようという作戦である。石丸電器で試すと、何と、店頭のPionnerでは同様のエラーが発生。又、これをSonyで再生すると正常である。Pionnerの方が許容偏差が小さいのであろうか。?これはSonyのDATを買えという天の啓示であろうか。?DATの新型は5年位出ていない。(笑)売り場でもラックの一番下に5台並んでいるという状態である。(苦笑)上にはMDが多数並んでいて、店頭に表示されているカタログスペック(SN比とDレンジ)はMDの方が良かったりする。何か変な気分である。
2000年9月